たとえ話で理解する量子の世界(3) — 裏か表か?

0と1の状態が、完全に同じ割合で重ね合わされているqubitの状態Hを考えましょう。

このqubitの状態Hを観測するたびに、0または1の値が返ってきます。一見なんのルールもなしに0と1の値が返ってくるように見えるのですが、この観測をずっと続けると、0が現れる確率と、1が現れる確率は、限りなく等しいものになっていきます。

それは、コインを投げて裏が出るか表が出るかを決めるのと一緒です。こうしたqubitの状態Hを、「量子コイン」と呼ぶことがあります。