たとえ話で理解する量子の世界

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たとえ話で理解する量子の世界(6) — すこし、まとめておこう

これまでの話を、いったん、まとめておきましょう。 量子ビットの状態は、一つの数字ではなく二つの数字で表される なぜ二つかというと、量子ビットの状態は、0の状態と1の状態の「重ね合わせ」だからである。 量子ビットを「観測」 […]

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たとえ話で理解する量子の世界(5) -- 観測の「確率」はどこからでてくるのか?

量子の世界は、複素数の世界です。最も単純な量子の状態であるqubitも、二つの複素数で特徴付けられます。一方、我々が日常の世界で目にする状態を表す数字は、実数です。しかも、0または正の(非負)の実数です。 ここでは、一つ […]

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たとえ話で理解する量子の世界(4) -- 「数」にもいろいろある

状態を表すのに、数字一個が必要か数字二個が必要かという話をしてきました。最も単純な量子の状態を表すqubitは、二つの数字で表されます。 ところで、数字といってもいろいろあります。自然数、整数、有理数、実数。さらにそれを […]

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たとえ話で理解する量子の世界(3) -- 裏か表か?

0と1の状態が、完全に同じ割合で重ね合わされているqubitの状態Hを考えましょう。 このqubitの状態Hを観測するたびに、0または1の値が返ってきます。一見なんのルールもなしに0と1の値が返ってくるように見えるのです […]

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たとえ話で理解する量子の世界(2) -- 「観測」

量子の世界での「観測」の話です。 量子bit=qubitの状態は、二つの数字で表されるという話をしました。それを二つの状態の「重ね合わせ」と言います。それが、qubitの大きな特徴です。https://www.marul […]

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たとえ話で理解する量子の世界(1) -- 「状態」

温度や体重・身長といった物理的な状態は、一つの数字で表すことができます。 一つの数字で表すことの最も単純な例は、bit という考え方です。それは、0か1の値しか取りません。どちらの値をとったとしても、bitが一つの数字で […]

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